インビザライン®の治療期間

歯に負担をかけずに効率良く動かせるインビザライン®システム

歯に負担をかけずに効率良く動かせるインビザライン®システム
マウスピース矯正は、あまり歯が動きにくいようなイメージを持たれていることがありますが、実際のところ、インビザライン®の治療期間は、通常の矯正治療と治療期間にはほとんど差がありません。また、インビザライン®は独自の技術により、歯になるべくダメージを与えず、効率の良い最短ルートで歯を動かせるように設計されています。そのため、歯の健康がより守られた状態で矯正治療を進めていくことができます。

インビザライン®の治療期間

インビザライン®の治療期間の目安は、一般的な矯正治療と同じくらい(1年〜3年程度)です。治療期間は、歯並びや噛み合わせなどによっても変わりますが、インビザライン®の場合、患者様の治療の取り組み方などによっても違ってきます。一般的には、歯並びの不正が軽度であればあるほど、治療期間は短くなり、早いケースだと数ヶ月で終了することもあります。

インビザライン®の治療を長引かせないようにするための注意点

1日の装着時間を守る
インビザライン®のマウスピースは1日に20時間つけていないと歯がきちんと動きません。そのため、お食事と歯磨き以外の時には装着しておく、ということを徹底しましょう。

マウスピースを紛失しないように気をつける
食事中など、マウスピースを外している時には、保管方法に注意が必要です。ありがちなのが、ティッシュに包んで置いておいたりなどして、そのままゴミと間違われて捨てられてしまうケース、もしくはペットにかじられてしまうケースなどです。外しておく際にはケースに入れるなど、保管方法には注意をするようにしてください。

マウスピースの交換のタイミングを守る
基本的には、マウスピースの交換は2週間ごとに行っていただきます。交換のタイミングを忘れてしまったりすると、それだけ治療期間も延びてしまうことになりますので、よく見えるところにカレンダーを設置し、印をつけるなどしておくと良いでしょう。

歯の健康に注意する
治療期間中に虫歯や歯周病トラブルが起こると、そちらの治療を優先せざるを得なくなります。そうしている間にマウスピースが合わなくなり、再製作を余儀なくされる場合もありますので、歯の健康管理にも十分に注意を払いましょう。

インビザライン®に関するよくある質問

Q.上だけ(下だけ)の歯並びだけ治せますか?
A.基本的には上下一緒に行います。
歯列矯正は上下の歯並び、噛み合わせのバランスを整える必要がありますので、基本的には片方だけ気になる場合でも通常は上下とも矯正治療を行うのが一般的です。ですが、ケースバイケースで可能なこともありますので、まずはご相談ください。

Q.どのくらい目立たないんですか?
A.じっくり見ない限り気づかれないレベルです。
インビザライン®は無職透明な薄いプラスチックでできているので、近い距離でじっくり見ない限り、つけていることがわかりません。写真にうつる場合でもまずわかることはありませんが、もし気になる場合にはその時だけ外していただく、ということは可能です。

Q.妊娠するかもしれないのですが、治療継続できますか?
A.継続可能です。
まず、インビザライン®のマウスピースがお体に悪い影響を与えることはありません。また、妊娠中というのはお口の環境が通常よりも悪化しやすく、お口の健康状態が悪くなりやすいため、ワイヤー矯正の場合だと一気にお口の健康状態の悪化が起こりやすくなりますが、通常通り歯磨きができるインビザライン®だと、そのようなリスクも減らすことができるので、妊婦さんにもより安心です。

Q.マウスピースをつけたまま飲み物を飲んでもいいですか?
A.水以外は外してください。
基本的に、水以外を飲む際にはその都度取り外しをお願いします。特に砂糖入り飲料をそのまま飲んでしまうと糖分がマウスピース内にとどまり、虫歯のリスクが高まります。また、砂糖が入っていないお茶などでも、色素が内部に停滞して着色してしまう恐れがあるので、外していただくことをお勧めします。なお、水以外を飲んだ場合には、マウスピースを再装着する前に歯磨きかうがいをして歯の表面に付着したものを落としていただくようお願いします。