インプラント治療は治療後腫れるの?

2016年12月5日 (月)更新

インプラント治療後の痛み・腫れには正しい知識での適切な対処を
インプラント治療には、歯肉を切ったり、顎の骨を削ったりといった外科手術を伴います。ですから、皮下出血や出血が術後長引くほか、腫れる、痛みが生じるということが十分にありえます。大きな痛みや腫れが恐くてインプラント手術に二の足を踏んでいる方や、実際に治療後に痛み・腫れを覚えている方のために、インプラント治療後の痛み・腫れについての正しい知識と適切な対処方法についてご紹介します。

インプラント治療にともなう痛みと腫れの持続期間について

インプラント治療にともなう痛みと腫れの持続期間について
手術後に痛みや腫れが生じるかどうかは、どのような手術を行ったかによって変わってきます。例えば、骨を増やすための治療を行った場合、また手術の対象が広範囲にわたっている場合、痛み・腫れが生じる確率はより高くなります。万が一、痛み・腫れが起きた場合でも、ほとんどの症状は、5日ないしは10日もあれば、次第に沈静化してしまいます。
それでも不安があるというようなら、時間とともに緩和される痛みとそうでない痛みとの違い、また万が一の場合の連絡先について、担当歯科医にあらかじめ尋ねておくとよいでしょう。

インプラント治療後の痛みや腫れを予防・軽減するために

インプラント手術の後の痛み・腫れを軽減させるためには、次の二つのことを守ることが必要です。一つ目が処方薬をきちんと飲むこと、二つ目が患部を刺激しないことです。一般的にインプラント手術の後に処方されるのは、鎮痛剤、抗生剤、消炎剤などです。内服薬、とくに抗生剤は、決まった間隔で飲むことではじめて殺菌効果が発揮されます。痛みや腫れがない場合でも飲みきることが大切です。
また、とくに医師から指示がない場合は、たとえ状態が気になっても、手術した箇所を歯ブラシなどで触れるのは避けましょう。手術していない箇所は、通常通り歯磨きし、口腔内を清潔にするよう心がけましょう。

こんな症状が出た時には歯科医院に連絡を

こんな症状が出た時には歯科医院に連絡を
万が一、鎮痛剤を飲んでも痛みが緩和されない場合には、医師に相談してください。薬が適切でない可能性や、術後の経過が思わしくないケースも考えられます。また、5日程度経過しても痛み・腫れがひかない、ないしは悪化しているという場合も同様です。
処方された薬によっては、下痢や湿疹の症状が出ることがあります。これについても症状が激しい場合は医師に連絡したほうが良いでしょう。また鼻から血や膿が頻繁に出る、顎にしびれを感じる、よだれが止まらないという場合は、手術に伴うトラブルの可能性があります。すみやかに医師に連絡しましょう。


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