インプラントにはどんな歯磨き粉を選ぶべき?研磨剤の使用は?
2018年06月1日 (金)更新
長い時間をかけて治療を終えたインプラント。苦労してやっと手に入れた第2の歯は長持ちさせたいですよね。インプラントはしっかりとお手入れをしてあげないと長持ちさせることは出来ません。インプラントのお手入れの方法は、半年から1年に1回を目安に歯科医院で行うメンテナンスと、自宅で行うセルフケアの両方が大切になってきます。セルフケアといってもどのようなことに気をつけなければいけないかわからない…と言う方もいるかもしれませんね。今回は、セルフケアで気をつけて欲しいインプラントのお手入れ方法についてアークデンタルが紹介します。
お手入れを怠るとどうなるの?
インプラントはお手入れを怠ると「インプラント周囲炎」という歯周病と同様の病気になってしまいます。歯を磨かずにいると歯周病の原因菌が歯茎とインプラントの隙間から侵入し、骨を溶かしてしまいます。骨という支えを失ったインプラントは次第にぐらぐらしてきます。これがインプラント周囲炎という病気です。インプラント周囲炎にかかってしまうと最悪の場合インプラントを抜かなくてはいけません。
セルフケアで気をつけて欲しいこと
インプラントの治療を受けたからといって、特にブラッシング方法を変える必要はありません。通常と同じように丁寧に磨いてあげてください。歯ブラシも天然歯と同様のタイプを選んでも問題はありませんが、硬い毛先を使用すると、インプラントの被せ物を傷つけ、傷ついた部分に汚れが溜まるので注意しましょう。またインプラントの周囲にもデンタルフロスや歯間ブラシを使用しましょう。
自分の歯も健康に保てる!おススメの歯磨き粉とは?
歯磨き粉も歯ブラシと同様、どのようなものを使っても問題はありません。しかし粒の大きな歯磨き粉は、インプラントの表面に傷をつけてしまうので使用を避けましょう。また、天然歯も健康に保つことが出来るフッ素入りの歯磨き粉もおススメです。電動歯ブラシを使用されている方は発砲剤や研磨剤が含まれていない歯磨き粉を使用するとより磨きやすくなります。
分からないことがあれば歯医者さんに相談しよう!
いかがでしょうか?インプラントの治療を受けた方でも通常と同じセルフケアで心配はありません。「インプラントを装着してから歯磨きがしづらくなった」「インプラントのセルフケアをもっと知りたい!」という方はメンテナンスの際に相談してみるのも良いでしょう。正しいケアを知りインプラントを長持ちさせましょう!