恐怖!噛み合わせが悪い影響で起こる身体の異常

2016年04月2日 (土)更新

歯並びが悪い、歯周病や虫歯などの歯の病気といった原因で、噛み合わせの異常がある方、その影響は歯や口だけにはとどまらないのです。噛み合わせが悪いことで、全身に影響が出る可能性もあります。

噛み合わせが悪いと脳に影響!

噛み合わせが悪いと脳に影響!

噛み合わせが悪いと、噛む力が弱くなります。すると食べ物をうまく消化できないので、胃腸に影響が出てきます。また、噛むという行為をすることで、脳への血流がよくなり脳が活性化するのですが、噛む力が弱いと血液がうまく回らなくなり、脳の機能が低下する可能性があります。

その肩こり、頭痛、噛み合わせのせいかも?

首や肩にかけて繋がっている広頸筋(こうけいきん)などが、噛む力を司っています。そのため、噛み合わせが悪いとこれらの筋肉のバランスが悪くなり、肩こりがひどくなります。
噛み合わせが悪いことによって側頭筋(顎の関節から頭の横につながる筋肉)が緊張し、頭痛となって現れることがあります。

噛み合わせがよくないと、顔が大きくなる?!

噛み合わせがよくないと、顔が大きくなる?!

噛み合わせが悪いと片方だけで噛むようになったりしてしまいます。そうすると筋肉の厚さが変わり顔がゆがんでしまいます。その結果、顔がゆがんで大きく見えるようになります。また、しだいに顎の形もかわってしまいます。

歯並びが悪いときはどうしたらいいの?

特段歯に問題をかかえていなくても、年齢を重ねると顎がずれ、噛む力が弱くなり、噛み合わせが変わってくることがあります。
また、年齢が若いうちは歯並びが悪くても、関節や筋肉が柔らかいので補うことができます。しかし、年を取ると柔軟性が失われてしまうため、噛み合わせの悪さが歯や歯茎、顎、筋肉に影響を与えるようになります。
噛み合わせの悪さを解消するには、矯正歯科で歯列矯正を受けるのがもっとも根本的で効果のある治療です。ただし、歯列矯正は歯並びがゆがんだ歯にワイヤーやブラケットをかけたり、マウスピースを使ってゆっくりゆっくりと圧力をかけて、歯を動かしていきます。歯並びはすぐに治るものではないので、長期的な治療が必要になる可能性もあります。
歯ぎしりのせいで歯並びがゆがんでいる方や、噛み合わせが悪いことによって起こった、顎が痛いなどの症状を一時的に改善する方法として、マウスピースがあります。マウスピースによって症状をまず落ち着かせてから、噛み合わせの治療を始めていきます。矯正歯科は多額の治療費がかかることもありますが、マウスピースなら保険診療で5千円程度です。
気になる方はご気軽にアーク歯科・矯正歯科クリニックまでご相談ください。